こんばんは、もう日常の話はしきれないのではしょろうと思った李穏です。
生きてます。生きてます。(大切なことなので二回言いました)

そういえば渋谷駅……東急東横線と副都心線が合体(！？)したそうですね。
その関係で渋谷東急東横線駅お疲れ様です、みたいな様子で……東横線ユーザーだった私はさびしい気持ちでいっぱいです。東横線南口を(短大時代)二年間使っていました。

やはり場所が変わりゆくのはどうも慣れません。まるでおいて行かれしまったように思う。

新しい機械も、場所も、出来事も、すべてに追いつけない。常に息切れを感じる。
時代はもう少しゆっくり歩いてくれないだろうか。



最近思ったこと。
便利ってあまりよくない。

この前ケータイを忘れた。普通に仕事なら問題なかったのだけれど、その日は先輩の送別会があって、職場から東京に移動する予定があった。
イレギュラーな移動。ケータイがないと電車がわからない。私はケータイがなければ、電車の乗継もできないんだ。
しようと思えばできるのだろう。駅員さんに聞いたり路線図見たり。
でも私はそうはしなくて、結局ケータイを取りに戻った(幸い、時間はあった)。
私は自分の能力よりも、便利を頼ったのだ。


それから今はやりの「すまほ」は地図を見ると、自分の現在地を教えてくれるらしいですね。
小さな丸が、「お前はここにいるよ」って教えてくれるわけだ。
さらに目的地を教えれば、「こうやっていけよ」と楽な最短ルートを教えてくれる。

でも紙の地図は居場所を教えてくれない。自分で探さなければならない。自分を見つけてからは目的地までルートを考えなきゃいけなくて、時には道を間違えてしまったり予期せぬ事態にルートを変えなきゃいけない。
自分の歩む道は自分で決めて、間違えたときは自分で修正するものだ。
さらに、地図から外れてしまったら、「私はここだよ」って、見つけてもらえる位置まで移動しなきゃいけない。

自力で探すのも、決めるのも、間違いを正すのも、ここにいるよって叫ぶのも、大事だと思うんだ。

全部機械にやってもらったら、いけない気がする。



便利に依存すれば依存するほど、人は能力が退化するものだ。
便利を手に入れると、人は能力を失う。

人はもう少し、自分自身を頼ったほうがいいのではないだろうか。


(要約：最新機器使えません)

以前CMで、「スマホ持ってないと時代遅れ★」的なことと、「スマホ検索は社会人のマナー」みたいな話を聞いていらっとしたのがひねくれ者の私です。
そんなんなら時代遅れで結構。身の丈に合ったものが一番いいんです。

今のはやりこれだよー。これないとだめだよー。な流れが大嫌いなだけです。馬鹿にしたような感じも。

そんな意地から、スマホにしない私がいる。